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岩殿城に登城!

景徳院の次は勝頼を裏切った小山田の岩殿城に向かいます。

見るからに頼りになりそうだった瞬間


明治12年に乃木希典が岩殿山に登った時、正面の鏡岩を見て「兎も登れない」
と感嘆したという。神様になった大将に言われると、それもそうだと思うわねw

事前のチェックである程度の覚悟は決めてきたけど実際見るとやっぱ萎える。
ここに城を構える旧臣小山田を頼みに思う勝頼の気持ちも分かる気が・・。

登城開始の瞬間


橋を渡ってすぐのところにある登山者用駐車場に車を停めて登山口へ。
まずはここから丸山公園にあるふれあい館を目指します。
話によると円山公園までは苦労せず普通に登っていけるとか。

それらしくなってきた瞬間


登り始めてほどなくして岩殿城の案内板と冠木門が見えてきた。
ただダラダラ長い坂を上ってきただけ、まだまだ楽勝!!

岩殿山は9世紀の末、天台宗の岩殿山円通寺として開創されたと伝えられ、
10世紀には門前町が作られ、13世紀には修験道の場としても栄え、その支配は
甲斐国中の山梨、八代の東部一帯、駿河国は富士郡付近まで及んだという。
16世紀になって戦国大名による領地支配が成立すると武田氏の支配下におかれ、
小山田氏が入り岩殿城として武蔵、相模に備える戦略上の拠点とされた。(案内板抜粋)

改修工事にとりつかれていた瞬間


山に登ってまで改修工事に遭遇かいΣ(゚Д゚)!
ああ・・ワタクシ今年は本当に工事に遭遇する確率高すぎだわ。
甲府城みたいにやってるの分かってて行くのはまだしも、
特に情報もないのに行ったら工事してるってのはがっかり。

覆われていないだけましだった瞬間


模擬天守でもある「岩殿山ふれあい館」。どうやら塗り替え工事中らしい。
岩殿山は登山客にも人気の山で、ここは岩殿城の資料館であると同時に、
登山客の休憩所にもなるみたい。故障中だったけどなぜかプラネタリウムも完備w
岩殿城の記念スタンプも押せて資料ももらえるから行った際には寄るのがマスト!

問題はここから先だった瞬間


ここまではほとんどの部分が舗装された坂道と石段だったので
軽いトレッキング的な感じでここまで登ってきたけれど問題はここから。
石段ばかりだと聞いていたのでスニーカーのまま登ってきてしまったけれど、
ここから登り始めてすぐ車で靴を履きかえてくればよかったと後悔・・。

ゆる〜い岩を見てもなごめなかった瞬間


ふれあい館から先は石段と土の坂道とが入り混じった斜面に突入。
スニーカーではすべりそうな場所もあるので前かがみになって、
必要以上に足を踏ん張って歩くもんだからすぐに疲れてきちゃう。
人の顔に見えるおもしろい岩を見ても和むどころか溜息しか出ない。

斜面三連星ジェットストリームアタックだった瞬間


長く急な石段に、歩幅と合わず微妙に邪魔な滑り止めのある斜面。

らせん階段かと思った瞬間


そしてとどめが日光いろは坂も真っ青の強烈な九十九折Σ(゚Д゚)!

ぜぇぜぇ・・つらすぎて口も利けない。砥石城に続き軽く死ねる。
膝の古傷が傷みだしたので2回曲がったら1分休憩のルールを作って登るけど、
残りの距離は分からないし、ペットボトル見たら水は半分も残ってないし。

・・小山田信茂めっ とっても難攻不落じゃないかヽ(`Д´)ノキー!! 

具足つけては登りきれないし、身軽では上から攻撃されてお陀仏。
ここに勝頼が入れれば、遅かれ早かれ滅亡は避けられなかったとしても、
もう少し違った最期になったのかもしれないな・・なんて思ったり。

間違えは許されなかった瞬間


あまりの疲れに幻覚が見えようと意識がもうろうとしていようと、
ここの分岐点を間違えてはならない。登山客は直進、ワタクシは右。
稚児落としになど行ってしまったら砥石城ところじゃすまない。
鎖をよじ登る巨大岩とか蟹歩きで伝う断崖とかになっちゃうのよぉぉ!!

やっと先が見えたと思ってしゃがみこんで呼吸を整えていると、
岩殿城側の斜面から2人連れのおじいちゃんが降りてきた。
楽しそうに話しながらステッキを使ってしゃきしゃき歩いて。

おじいちゃん「はい、こんにちわ。この辺はきついでしょう」
あもばあさん「ええ、ええ・・とてもつらいです」
おじいちゃん「熊に気を付けて行ってくださいよ(笑)」

おじいちゃんたちどう見ても70代。ワタクシ30代・・・あの元気なに?

やっと到着した瞬間


何とか死なずに岩殿城第2の関門であった揚木戸門跡に着きました。
どういう門だったのかは分からないけど普通の門でも吊り上げ式でも
こんなところに頑丈な木で門を作られたら絶対に破りようがない。

やっぱり無理だった瞬間


門跡を抜けたところから振り返って見る・・無理だよねぇ。
ただ門を閉じると攻撃が出来なそうな感じはどうなのかと思うけど。

見張りやすそうだった瞬間


揚木戸門跡のすぐ先には番所跡が。門の見張り所だったようです。
門正面も後ろの斜面もよく見えて巨石の多いこの場所ではナイスポジションですw

あまりにも用心深すぎた瞬間


写真では分かりづらいけど番所裏には巨大竪堀が Σ(゚Д゚)!
揚木戸門で足止めされた敵が回り込むことを防いでいるのかな?
ただでさえこんな急な山の斜面でどんだけ念入りなんだw

高さ3段活用を再現


左からふれあい館に着く前、ふれあい館を登り始めてほどなく、山頂郭内からの風景。
標高634m・・膝の痛みを押しながらよく登ってきたものだ。自分の根性に乾杯w

乃木大将のいうとおりだった瞬間


まずは南物見台に行ってみる。ここに城内案内図や説明板があり、
しかし立派な石碑は城址碑ではなく、乃木希典将軍七言絶句の詩碑。
岩殿山に登った時、小山田について思うところを詠んだものらしい。

欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡 巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽

近代史は詳しく知らないけど乃木将軍といえば明治時代の陸軍大将。
明治天皇崩御の際に自決した「主従は共に」を地で行く御仁には
土壇場で主を裏切った小山田信茂はどのように映っていたのだろう。

・・って漢詩読めないし。文学者でもあったんだから訳もほしかったわ。

この詩碑のある後ろは断崖絶壁で大月市内や桂川が丸見え。
でも高所恐怖症のワタクシには近づけないのでのぞいた写真はなしΣ(゚Д゚)!

先は長そうだった瞬間


現在この城跡には一番高く展望のきくところに本丸、その下に二の丸、三の丸、
さらに蔵屋敷、兵舎、番所、馬屋、物見台、揚城戸などの建物跡のほか、
空湟(からぼり)、井水、帯郭、烽火台、馬場跡がある。(物見台の案内板より)

南物見台を降りて帯曲輪をまっすぐ進むと城の本丸などがある中心部へ。
しかし膝痛いわぁ。皿の奥のあたりが屈伸動作のたび痛むのよね・・。

あまり広くはなかった瞬間


「本城内で一番広い面積を有し馬や兵士の訓練場とされ非常に備えた」という馬場跡。
土塁に沿って帯曲輪の道を歩いてきたから広いところに出た感じにはなるけど、
岩殿城自体ぶっちゃけそんなに広くはなさそうな。あもは膝痛いから広く思うけどw
ここからは建物の礎石や天目茶碗とかも発掘されたのだとか。生活があったんだね。

頑張って降りていった瞬間


馬場跡から右の方に行くと用水池があるというので斜面を降りてみた。
正直、帰り道の膝の負担が心配だったけど、登ったことに満足して終わるという
砥石城の二の舞は決してあってはならない! めぼしいものだけでも見ないと。。

右が亀ヶ池と呼ばれる飲用に使用された石積井戸で、
左が馬洗池と呼ばれた馬や兵士の水浴用井戸。井戸の中には今も水が。

っていうかさ・・馬場跡とか馬洗池とか、こんなとこにまじで馬がいたの?
ずんぐりむっくりの当時の馬でもここまで登って連れてこれないんじゃない?
というよりここで飼ってもいざって時、飛び乗って駆け出しようもないんでは?

限界だった瞬間


馬洗池から戻って説明板しかない蔵屋敷跡、三の丸跡を抜け本丸へ。
この奥には空堀とか、気合いでもっと先に行けば七社権現洞窟とかあるけど、
本丸手前の地味に急な斜面を歩いたおかげで膝は本当にそろそろ限界。

気持ちも萎え萎えの瞬間


本丸の烽火台跡地にはテレビの中継アンテナが・・心が砕けるーー!
本丸にはこれらの施設がどーんと陣取っているのでイメージしづらいけど、
そこそこの広さがあり、物見台とか小屋なんかは普通にあったぽい。
でも本丸と言われても何だかなぁ・・と思ったのが正直な感想w

ベスト5入り確定の瞬間


砥石城に行った時、初めてワタクシの中で作られた
「二度と行きたくない城ベスト5」に岩殿城もランクイン決定 Σ(゚Д゚)!

山城に行く時はたとえ低い山でもそれなりの装備をしましょう。
山城に行く時は元気のある日程の初めに行ってしまいましょう。

膝は痛いし、汗だくなのに水分なしで脱水寸前・・ダッシュで下山しますw
来週だけは山城はやめておくことにします・・・・


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2010.10.31 Sunday 21:29 | - | - | 中部(山梨県) | 

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2020.02.14 Friday 21:29 | - | - | - |