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膳所城に登城!

自分で運転してないとナビも地図も見ないので知らない土地だと尚更、
どこをどう走っているのか分からないね。キョロキョロしてるうち到着しましたw

膳所城に登城!の瞬間


ずいぶん離れたところにある湖際の駐車場から歩いてわざわざ模擬正門から登城。
現在は膳所城跡公園になっていて遺構はほとんど残っていないと聞いている。
敷地も広く琵琶湖のほとりにあるだけに市民憩いの場になっていて人がたくさんいます。

体裁は整えていた瞬間


遺構でもなんでもないんですが正門の左右は一応水城っぽくしときました風になっていますw
近くにある膳所神社というところで移築された城門は見られるそうですが今回は無理。
ということでさっそく何もないのは承知の上で一応、公園内に入って見ることにします。

見落としそうになった瞬間


超〜わかりづらいけど「膳所城址」って彫ってあるの。うっかりスルーしそうになったわ。

関ヶ原翌年の1601年、徳川家康は大津城を廃止し、交通の要所である瀬田の唐橋を守るため
膳所城を築城した。縄張は築城の名手、藤堂高虎。初めて天下普請で建てられた城。
湖水を利用した水城で四層四階の白亜の天守や石垣、白壁の塀や櫓が湖水に映る様が
とても美しかったと伝わっている。現在は明治以降の埋め立てで陸続きになってしまったが、
本丸や二の丸は当時、完全に湖の中に島状態で浮かんでいたそうだ。

琵琶湖浮城四城のひとつ(坂本・長浜・膳所・大津)に数えられているらしいけど、
まともに遺構が残っているところがないのは残念。ちなみに膳所城は松江城、高島城と並び
日本三大湖城にも数えられているとのこと。諏訪の高島城は登城したことがあるけれど、
こちらも浮城の面影は一切なし。復元でいいからリアル浮城がひとつくらいあればいいのに。

いまいちピンとこなかった瞬間


公園の奥、湖にむかってズンズン歩いていくと天守跡の碑がありました。
明治3年に廃城になった時、天守などの建物は取り壊されてしまったそうです。
普通に歩いてきちゃったけど当時はこの場所が島になっていたのね。
城跡公園とかって気の利いたところは当時の縄張図とかが載った案内板とかあるけど、
膳所城はそんなの一切ありゃしないので、なかなかイメージがわきづらいのが残念。

物足りなかった瞬間


二の丸跡に建つ模擬櫓な公共施設。二の丸付近は今は浄水場になっているんだとか。
本丸の南に位置する二の丸は水に浮かんでいた当時、橋でつながっていたのだという。
全然関係ないけど今も一応、橋がかかっています。脳内復元も妄想も難しいけれどw

この風景が一番気に入った瞬間


なんだかな〜と思いながら駐車場の方へと琵琶湖のほとりをトボトボ歩いて戻ります。
同じ遺構が無いにしても思いを馳せて妄想できる坂本城に比べると残念な感じです。
でもお客さんがコースに入れてくれなきゃ来ることもなかったと思えばありがたいもの。
振り返ると陸続きになったとはいえ湖に突き出た本丸と大津大橋が見えました。
テンションの浮き沈み、自分的なあたりはずれがあるもまた城めぐりの醍醐味じゃないかw

「○○さん 次は瀬田の唐橋ですよ!! さ、さ、早く早く!」

瀬田の唐橋と聞いて俄然、モチベーションが上がってきましたw

瞳孔ガチ開きだった瞬間!


日本書紀にも登場する瀬田の唐橋は「唐橋を制するものは天下を制す」と言われた軍事・交通の要衝。
ワタクシは古代史とか得意じゃないのでよくは知らないけど、瀬田の唐橋といえば壬申の乱から
戦国まで何度も戦乱や攻防の舞台になった超メジャースポット。一度は見てみかったのでラッキー!
賤ヶ岳や小牧長久手などの出陣で多くの武将が通ったり、本能寺の変後、安土に向かおうとした光秀が
橋を焼かれて足止めされたり、武田信玄が「瀬田の唐橋に我が風林火山の旗を立てよ」と言ったとか。
瀬田の唐橋は戦国武将じゃなくても歴史好きなら一度は見ておきたいと思う憧れの橋よw

魂離脱の瞬間


戦略解説の本なんかで目にする当時の地理や位置関係を見るとそういうものなんだと思う。
今の地図とか交通網の感覚を忘れて考えたり眺めたりするとなるほどなと思う。
橋を焼かれて足止めされていなかったら光秀はどうなっていたんだろうとか、
ここがもし西軍が押さえきれていたら違う展開になっていたかもしれないとか・・
もしも話はともかく、長い歴史の中で重要だった場所にいると思うだけで楽しいですね。

橋を眺めてボーっとしている(ように見える)ワタクシにお客さんは手持無沙汰そう。
まだ次があるというので、違う世界に行くのはこの辺にしておいてやるかw

夕暮れまでは間があった瞬間


最後に橋のたもとにある小高い丘の上に登って橋を見下ろしてみました。
何度も何度も架け替えられてきた瀬田の唐橋。現在のように大橋・小橋になったのは
織田信長によって整備されてからと言われているそうだ。信長は突貫工事を行って
長さ百八十間(約350m)、幅四間(約7m)を3ヶ月でまるっと架け替えたという。

近江八景「瀬田の夕照」のような夕暮れの橋も見たいじゃな〜いと思ったけど、
お客さんが早く早く時間がないと言い出したのでしぶしぶ車に乗り込みますw

ナイスガイドだった瞬間


で最後に連れてきてもらったのが 西国三十三所観音霊場第十三番札所「石山寺」。
平安時代からある真言宗のお寺で、かの紫式部も参詣した由緒正しい有名なお寺です。
ワタクシは足利義昭が陣を構えて信長と戦ったということで記憶してましたが、
ノーマークだったのでお客さんナイスガイド! たまにはおまかせもいいですねw

石山寺の東大門は源頼朝が寄進したものなんだとか。信長と戦って焼かれたり、
壊れた建物が多くあったそうですが、慶長7年、淀君が寄進を行って大幅に修復され、
現在の石山寺の姿はこの時に出来上がったものが礎になっていると言われています。
この東大門もその時に修復され今こうして立派な姿でドーンと建っているのです。

すごいだけことは分かった瞬間


東大門の阿吽の仁王像。写真は左側の・・金剛力士というのでしたかね?
ワタクシこの手のものは詳しく存じませんが、さすが鎌倉時代作。年季が入って風格ありますw

異空間のようだった瞬間


東大門をくぐって参道を進んで境内に入ると珪灰石の奇岩と毘沙門堂が見えてきました。
毘沙門堂は安永2年(1773)に建てられたもので内部には国指定重要文化財に指定されている
兜跋毘沙門像(ばっこびしゃもんぞう)、吉祥天、善膩師童子像が祀られているんだとか。

岩に囲まれたようになっている境内。お堂、珪灰石、岩の上の本堂・・異空間のようです。
パワースポットと言われているのが少し分かる気がしました。鈍感のワタクシには分からないけどw

テレビで見た!だった瞬間


紅葉の季節だかにライトアップされた珪灰石の奇岩前ってテレビ中継されてますね。
ライトアップされた幻想的な風景のイメージが強いので惜しい!って感じですが、
実際に自分の目で見ると変わったこの岩、テレビで見るのとはまた違う迫力があります。

目が悪くなりそうだった瞬間


本堂は内部の撮影は禁止。外観は岩の上に建っているということと木が多くて
あまりいいのが撮れず、外観と内部をなるほどな〜と見て終わりになってしまいましたw 

石山寺には紫式部が参籠した源氏の間が残っています。平安時代には石山寺、清水寺、長谷寺を
参詣する石山詣が流行り、紫式部は7日間、石山寺に籠って十五夜の名月を眺めた時、
源氏物語の構想を思い起こしたとされているそうです。「今宵は十五夜なりけり」でしたっけ?

御朱印をもらっている人がいました。ちらっと見えた御朱印、けっこう格好良かった。
ワタクシも有名なお寺に行った時は御朱印をもらうようにしようかなと思ったり。

日本三大多宝塔のひとつだった瞬間


・・ガーンΣ(゚Д゚)! 修復にぶちあたるのは城だけかと思いきや寺でもかい!!
1194年源頼朝が寄進したという多宝塔・・残念ながら修復工事中。
写真を見るととても美しくって品がある建物。国宝、重文クラスのお城なら修復中でも次回、
必ずリベンジするだろうが、石山寺に再び来るのは難しかろ。見られないのはとても残念。

癒しの空間だった瞬間


多宝塔の少し先にある月見亭。後白河天皇始め歴代の天皇がここから月見をされたそうだ。
見晴らしがよくってさっき見てきた瀬田の唐橋や琵琶湖もよく見えます。
紫式部や代々の天皇が見た当時の石山寺から見る月は今よりずっときれいだったのだと思う。
パワースポットで見るパワーがもらえそうな月の光・・見たら長生きできそうな感じがしますw

どちらにしても古かった瞬間


東大門、多宝塔と合わせ源頼朝が寄進したと言われる鐘楼。
細部の様式から鎌倉後期の建築ではないかと考えられているそうだ。
じゃあどっから頼朝出てきたの?と思ったり、ロマンがないねと思ったりw

中には重要文化財になっている鎌倉初期の梵鐘があって除夜の鐘つきが出来るみたい。
石山寺も初詣とかものすごい人なんでしょうね。人ごみ嫌いのワタクシに縁はありませんがw

というわけで結婚式参加前日ちゃっかり前乗りおまかせツアーはこれで終了。
お客さんなのに入場料から駐車場代からジュースから何から何までお世話になってもうた。
おまけにお客さん本当はこの日、普通に仕事の日。自分じゃきっと行かないところも
たくさん連れて行ってもらって感謝感謝だわ。また儲けさせてあげなきゃねw

馬子にも衣装だった瞬間


さて・・結婚式の当日。お高いレンタル訪問着を張り込んだので記念にちゃっかりアップw
トイレ行けない、腹がきつくて飲み食いできない、立ったり座ったりも一苦労・・
慣れない小股で歩くので変な筋肉使い、結った頭皮も超絶痛すぎて死にそうΣ(゚Д゚)!
思いがけず昔の女性の苦労を知って・・・・妄想だけじゃなく体験するのもとっても大事w


まだあとひとつ八王子城登城のエントリーが残っている・・もたもたしすぎ。


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2012.02.18 Saturday 12:20 | - | - | 近畿(滋賀県) | 

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