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足助城に登城!

[城跡] ブログ村キーワード

夏の陣3日目は渡辺家墓所 随應院に寄って、足助城からスタート。豊田市内から山に向かって進んでいきます。

たどりついた瞬間


地味に遠い・・・同じ豊田市内なのに街中から1時間くらいかかったわΣ(゚Д゚)!
紅葉の名所で有名な「香嵐渓」を抜けて行くと、ようやく足助城の入口に到着。

一番乗りだった瞬間


足助城が開くのは午前9時。ちょい前到着だったので車の中で少し待ち、時間ちょうどに受付へ。
オジサン2人に「お待たせ〜」と迎えられ、ボランティアガイドが頼めると聞いて即おねがい。
朝イチには城内全ての門や戸を開けるらしく、そこからくっついて回れることになりましたw

一番乗り実感の瞬間


入口の門を開けるオジサンにくっついて足助城内にイン! 70前後と思われるオジサンたちは
豊田市に委託されて足助城の管理をしているシルバー人材さんで、8人が当番で管理しているそうです。
お願いすればボランティアガイドもやっていて・・ワタクシはよい方がいる時にあたったみたいw

にんまりの瞬間


門をくぐって入っていくとすぐ南の丸腰曲輪が見えてきます。戦国の城ど真ん中って感じでよいわぁ。

足助城は「ふるさと創生1億円」の事業をきっかけに全国で初めて復元された山城なの。
発掘調査をして掘っ立て建築の柱跡に合わせて真面目にちゃーんと復元されてるってとこが素敵。
ワタクシはずっと登城したくて、でも中途半端な山の中なので機会がなく、今回ようやく来れたの。

すさまじかった瞬間


順路は1つ上の写真から左方向になっていて、順路にそって進んでいくと薄暗い木立の中に井戸が。
ここだけおっそろしく蚊が多くて、松平氏館の産湯の井戸の所に続き、蚊柱が立ってるぐらいΣ(゚Д゚)!
恐怖であんまりじっくり見てないけど、掘り抜き井戸じゃなくて水をためる井戸だったみたいです。

登城宣言の瞬間


井戸のところから少し上ると西の丸曲輪。ここには雰囲気のある西物見台が建ってます。
物見台のわりに曲輪のへりじゃなく中の方に建ってるな〜と思ったら、発掘調査では他の建物の存在が
確認されていて、間近まで他の建物があったから物見台を2層にしたと考えられてるんだそうです。

機敏だった瞬間


西物見台の入口の戸を開けて中に入り、さらに2階に上がる天井板の鍵を開けるオジサン。
「上がって当時の建物の作りを見てみますか?」と言ってくれたので素早く梯子を上りますw

リアルすぎた瞬間


おおお〜!! 2階に上がってちょいと感動しました。外観復元だけじゃなく中まで掘っ立て建築ばり。
文献とかを参考にちゃんと考証されての復元だし、またケチらず徹底的にこだわってるのがすごい!

ディティールにこだわっていた瞬間


ワタクシが天井裏を見て感動している間、オジサンはせっせと窓を開けて回っていました。
毎朝、城内にある建物の突き上げ戸を開けて回り、帰りにはまた閉めるそうです。

興奮気味な瞬間


西の丸曲輪を出て、さっき足助城に入ってすぐ正面に見えた南の丸腰曲輪に向かいます。
この辺は唯一の礎石が見つかった場所。それ以外は全部、掘っ立て柱の小屋だったってことですね。
発掘調査の後、復元するにあたっては掘立ての穴を保護するため70兩垢蠹擇靴燭畔垢ました。

来た甲斐ありを確信した瞬間


南の丸の入口には「跳ね上げ戸」。突っ張ってる棒を外せばすぐ閉まるので当時は合理的。
戦国の山城は土の城。「土」が「成」と書いて「城」になる前の「砦」ぽさがすごい感じられます。

暑さも忘れた瞬間


南の丸にはカマド小屋と厨が復元されています。カマド小屋は焼けた石や炭が周囲から見つかったので
カマドがあったとされて、建物自体は推定復元なんだそうです。厨は食事の支度をする建物。
厨はこの奥にもう1件あります。建物の横に排水溝らしき溝があるのも芸が細かい感じです。

ここで日陰に入ってオジサンとしばし立ち話。開ける戸はまだ先にあるのになんて親切な人!

足助城は標高301mの真弓山の山頂にある山城で、現在の遺構は15世紀以降に鈴木氏が築いたもの。
鈴木氏は戦国時代に西三河山間部に勢力を持っていた一族で、松平家に離反・従属を繰り返す中、
永禄7年(1564)以降は高天神城攻めなどで功を上げ、家康に従って関東に移り、足助は廃城になります。
しかし待遇とかが残念だったらしく、鈴木氏はその後、家康の元を離れて浪人したんだそうです。

足助城は真弓城とも呼ばれます。足助城は足助七城と呼ばれるこの一帯にあった七つの城の総称で、
どこだったかは耳慣れず覚えてないんだけど、本来、その1つのどこかで復元しようとしたところ、
そこでは許可が下りず、真弓山ならということでこの地の城が復元されたのだとか。

雰囲気バツグンだった瞬間


厨の内部・・暗くてちょいとピンぼけてますけど雰囲気を分かっていただければ・・。
栗の木を使用して釘を使わず復元した掘っ立て小屋。柱は丸かったと推測されるそうですが、
そこまでの手間ヒマとお金はかけれなかったのね。でも角柱でもまったく気にならないわ。

足助城は城主が住む城ではなく、砦として機能していました。兵や地元民が山の下から食糧などを持って
交代で城に詰め、カマドで煮炊きをして厨で食事を取り、そこで寝泊りもしていたんだそうです。
井戸も貯める式だから住むにはきついし、山の中の掘っ立て小屋は冬なんかは激寒でしょうね・・

荒砥城に匹敵だった瞬間


カマド小屋のところから見えていた南物見台のところに来ました。大きくないけど建っているところ自体が
高台で見晴しいいのでバッチリ。南方にある鶏足城への連絡を兼ねる矢倉だったと考えられているそうです。

しびれた瞬間


物見台のところから南の丸を見下ろした風景が、いかにも戦国の山城チックでちょっと目が輝くw
跳ね上げ戸、木の柵、石置屋根の掘っ立て小屋・・・来てよかったぁ!! 気分もさらに高揚します。

かなり残念な人だった瞬間


南物見台の先にある橋を渡ると足助城本丸。オジサンが先行して戸を開けに行きます。

ガイドしてくれたオジサンは桶狭間古戦場公園の方と同じく、ご自身でも足助の資料館に通ったり、
本を調べたり、人に聞いたり色々な勉強を続けていらっしゃるとのこと。
えらい教授や作家の童門冬二が取材に来た時にも同行して、調べたことを聞いたりしたら、
「文献資料にないことは、自分なりに調べたり考えて、そう思ったことでいいんですよ」
と言ってもらったのが嬉しかった、と桶狭間のガイドさんと同じようなことを言ってました。

「話が長くなってごめんね、分かってくれる人だと思うとつい一生懸命説明してしまって」と
ワタクシのことも気づかってくれるガイドさん。時々、台本暗記しましたぽい説明の人もいるけど、
パンフレット読めば分かることなんてつまらない。情熱のあるガイドさんだと思って感動しました。

納得の瞬間


本丸には長屋と高櫓が復元されています。ここは窓が多いからオジサンせっせと開けています。
この長屋と高櫓は発掘調査で発見された柱穴を元にして復元されました。高櫓は天守にあたる建物。
長屋は武者だまりや武器庫だったと考えられているようですが、何に使われてたか不明なんだとか。
奥にあるアンテナをよけるため、実際の位置より1メートル南側に建てられてるそうです。

残念な人再びだった瞬間


高櫓は板ぶき屋根で全体にしっかりした造り。推定復元だから当時よりグレード高いと思いますw
長屋も高櫓の方も入って中の見学したんだけど、ピンボケばっかろくな写真が撮れていないのが悲しい。
高櫓の中は土間と板張りの広間で一部、畳が敷かれた上段の間とか、厠なんかも見ることが出来ますw

木が邪魔だった瞬間


本丸から西物見台の方面を見ると、足助の街並みが見えます・・・1/3くらいww

こんな山の中に精巧な復元をするには、建設もさぞかし大変だっただろうと思い聞いてみると、
ヘリコプターとかじゃなく、木材は切株にたまかけして吊し上げりしたんだそうです。

再登城を誓った瞬間


本丸を出て北腰曲輪側から入口の方に戻ると、本丸>南物見台>南の丸と高さ感が分かりますね。

足助城ホントに来てよかったわ。夏場はどうかと思ったけど城址公園だし空堀見るんじゃないし、
周囲の緑と建物の茶と空の青のコントラストが生えて戦国時代にタイムスリップ気分が増したわ。
このお城は季節を変えてまた来たい。紅葉の季節に香嵐渓(混むだろうけど)とセットでとか、
逆に冬枯れの時期(運転怖いけど)とか・・・機会を見てきっと再登城しようと思います!!


人様のブログなど見てると足助城のガイドさんについて良し悪し書かれたものもあるけど、
ワタクシはすごく親切で勉強熱心なよいガイドさんだったので説明してもらってよかったです。


今日は愛知の山の中縦断で、戦国の山城攻めを行います。この後は田峯城高根城へ!!
国道という名の狭き山道をひたすら走り、頑張って何がなんでもたどり着くのだ!!


夏の陣3日目 田峯城へ登城!?に続く


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2013.10.22 Tuesday 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) | 中部(愛知県) | 

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2020.02.14 Friday 20:40 | - | - | - |