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大中寺にておとら様の墓参り

[上杉謙信] ブログ村キーワード

皆川城金剛寺の後は、ちょいと戻って謙信ゆかりの大中寺へ巡礼。

先は長かった瞬間


大中寺は真言宗の寺として久寿年間(1154〜1155)に建てられその後、衰退し、
延徳元年(1489)、快庵妙慶禅師が曹洞宗の寺として再興したお寺です。

空気が濃かった瞬間


巡礼は3月末・・杉の古木が立ち並ぶ参道を抜け、山門に向かいます。
ラッキーなことに花粉症とは無援のワタクシは鼻の穴をおっぴろげて
ここぞとばかりフィトンチット効果?を狙い、いい「気」を吸いながら進みます。

気合いの巡礼だった瞬間


山門は元和2年に皆川城の搦手門を移築したといわれています。さっき見て来た皆川氏にも縁があり、
また上杉謙信にもゆかりがあるお寺なので、何が何でも本日のコースに組み込んだ次第。

めんどくさかった瞬間


山門を入ると本堂が見えるのですが・・正面に見える階段は登れません。
このお寺は今昔物語や、上田秋成「雨月物語」の「青頭巾」の舞台になったお寺。
七不思議の伝説が有名で、この階段は「油坂」と呼ばれ、七不思議のひとつになっているためです。

学僧が勉学のために本堂から油を盗んで逃げる途中、石段から転落死し、
以降、石段を利用すると災いに合うと言われている・・・という話。

なので今でも通行禁止になっていて、本堂には右から回り込まなければなりません。

妄想に十分だった瞬間


大中寺のある栃木市は戦国時代の一時は、関東管領を受け継いだ上杉謙信の支配下でした。
6世の住職快叟(かいそう)が謙信の叔父だったことから手厚く庇護され、永禄4年(1561)、
当時、焼失していた七堂伽藍を謙信が修復、寄進したそうです。また、永禄11年(1568)には、
武田・北条・今川の三国同盟破たんに伴い、この寺で北条氏康と謙信は越相同盟を結びました。

勝手に喜ぶ瞬間


何気なく屋根を見上げると、上杉を感じさせる「懸かり乱れ龍」の文字が見えました。
お寺の歴史を思えば謙信を感じるわ〜と思って、来てよかったと勝手に感動しますw

リニューアルが必要だった瞬間


で、このお寺に伝わる七不思議ですが、せっかくなので全部見てやろうじゃないかと。
本堂にかかった案内板を見るのですが・・「薄っ!」。色あせて何だかよく分かりません。

微妙だった瞬間


油坂に続き七不思議の2つ目は「枕返しの間」。本堂に泊めてもらった旅人が、
本尊に足を向け寝たら朝には頭が本尊の方へ向いてた・・ってことらしいっすΣ(゚Д゚)!

うさんくさかった瞬間


お次は本堂右側にある「馬首の井戸」。敗軍の将がかくまってほしいと逃げ込んできたが、
後難を恐れて断ったところ、将は大いに嘆いて馬の首を切って井戸に投げ込んだ。
今でも井戸から馬の声が聞こえる・・・んだそうですよ。七不思議っぽい話。

怖さは全くなかった瞬間


「不開の雪隠」は馬の首を切って井戸に投げ入れた将の妻が逃げ切れないと命を絶った雪隠。
以来、ここの戸は開けられたことがないと伝えられ、村人達は夫婦の祟りを恐れた・・・と。

微妙すぎた瞬間


七不思議5つ目は「不断のかまど」。修行僧がこっそりかまどの中で居眠り。
それを知らずに寺男が火を点けてしまい、修行僧は焼死。以来かまどに火を絶やさないように・・

具体的じゃなかった瞬間


6つ目は「東山一口拍子木」。寺の東の山中から拍子木の音が一声だけ聞こえると、
必ず寺に異変があると伝えられている。その音は大中寺の住職にしか聞こえない・・

やっぱり微妙だった瞬間


最後は「根なしの藤」。大中寺の開祖庵妙慶禅師が鬼坊主の霊を弔うため
墓標として刺した杖が根付き、どんどん成長してすごい姿になった・・・

あの薄ーい案内板を頼りに七不思議制覇したけど、ワタクシ信心深くないので、
「ありがちだよね〜」とか思って、どれも微妙な反応をしてしまいましたw

切なかった瞬間


7つ目の「根なしの藤」の左手にある墓域には「おとら様の墓」があります。
おとら様というのは皆川城主、山城守隆庸の娘で、皆川広照の孫にあたる女性。

彼女は父の勧めで遠山刑部少輔秀朝の妻となるものの離縁したため勘当され、
京に出て紅おしろいなどを商って暮らしたそうな。後世に存在を残したいと思うものの、
皆川氏菩提寺の金剛寺では父への遠慮があるため、祖父ゆかりの大中寺に
愛用の櫛かんざしを身代わりに葬って五輪塔を建立、墓所としたんだそうです。

大小ともかく大名家に生まれながら当時、女一匹、商いをして暮らしながら、
父親に遠慮しつつ、それでも最後は皆川の地に眠りたいと願う・・強い女性ですね。

七不思議はどうでもよかったとして謙信ゆかりのお寺、おとら様のエピソード。
ついでに来たみたいな雰囲気だけど、でも立ち寄ってよかったと思いました。


次は帰りがてら埼玉に戻り、ついででしか登城しようのない騎西城に登城しますw


騎西城に登城!〜に続く。



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2014.05.11 Sunday 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) | 武将ゆかりの寺社仏閣 | 

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2020.02.14 Friday 19:42 | - | - | - |