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金沢城に登城!

[日本百名城] ブログ村キーワード

七尾城から移動して金沢市内泊→混む前にできるだけ早く登城したつもりが・・・

出遅れも甚だしかった瞬間


朝8時にしてすでにパラパラと人が・・のんびり朝ごはん食べてる場合じゃなかったわ。
でも前向きなワタクシは「早く来たからこの程度でマシだわ」とすぐ気を取り直しますw

利家時代に反応する瞬間


登城する前に石川門に続く橋の上から、利家の頃の石垣を見て気分を盛り上げときました。
奥の石垣は写真だと分かりづらいけど素晴らしいです。道路反対側に兼六園があります。

長っ尻だった瞬間


では当時は搦手だった石川門からイン! 鉛板の白っぽい屋根瓦を忘れずチェックします。
鉛の屋根瓦は昨日見た瑞龍寺の仏殿とこの石川門だけ。いざとなったら鉄砲玉にする気ね。
同時に切り込みハギミックスの石垣にもかわゆいナマコ壁にも注目! ひとり居座ります。

石川門は宝暦9年の大火で全焼して天明8年に再建された現存門で、国の重要文化財です。

うっとりしていた瞬間


石川門は枡形なので中に入ると正面には石垣がドン! 続き櫓や櫓門で囲まれた空間です。
右側は切込ハギ、左側は打込ハギ、あまりに違う積み方ってなんだか不思議。
積み直しや修復の関係なんだろうけど、どっちかに合わせて積めばいいのにと思ったり。

威風堂々だった瞬間


石川門を抜けたら案内所で百名城スタンプとパンフレットをもらって三の丸広場へ。
右から「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」がデーンと立ち並ぶ姿が目に入ります。
平成13年に復元されたものだけど、気合い入ってるので百万石の威風が感じられますね。

今も昔も総工費は莫大だったに決まってる瞬間


菱櫓は大手と搦手を見張る物見櫓で、死角の少ない菱形(内角が80度100度)が名前の由来に
なっているそうです。高さは石垣と櫓を合わせて約28m。石落としもあってやる気マンマン。
だけど実践的なだけじゃなく破風なんかも設けて「百万石」の華やかさも忘れずアピールね。

五十間櫓は武器などの保管庫で戦闘時は砦として、そして二の丸への通行を監視する
位置に建つ橋爪門続櫓は三の丸で戦闘が起きた場合に指揮所として機能するんだそうです。

迫力だった瞬間


三の丸の右側には河北門も復元されています。橋爪門、石川門とともに当時「三御門」と呼ばれ、
金沢城の実質的な正門として使われていたそうです。発掘された礎石が復元に使用されているとか。
こちらの枡形もワタクシ中入ってちゃんと見たんだけど、人多すぎていい写真がないのよね。

貧乏性ここでもだった瞬間


先が長いので三の丸からパンフレットおすすめの順路で東の丸、本丸方面へ向かいましょう。
しかし三の丸だけでどんだけ広いんだ! 勝手に百万石の財力に思いをはせたりもします。

萌え〜だった瞬間


東の丸北面石垣が見えてちょいと駆け寄り。城内でもっとも古い技法が用いられた野面積みは
利家が平山城だった石垣の改修を始めた頃の姿を伝える貴重な石垣なんだそうです。

すでに疲れていた瞬間


利家が修復した頃どころか、どっか一部には尾山御坊だった頃の石なんかも
残ってたりすんじゃないの? とか思いながらフラフラ歩いています。

元は本願寺の寺院である金沢御堂(尾山御坊)があった地に築かれた金沢城。
信長の北陸攻略後、佐久間盛政が入って築城され、当初は尾山城と呼ばれましたが、
天正11年(1583)前田利家の入城後、金沢城と改められました。

利家はバテレン追放令で改易されたキリシタン大名 高山右近を引き取って縄張りをさせ、
大手口や搦手を中心に城の大改修を行い、二代藩主利長の頃に曲輪や堀が拡張されて
近代城郭となります。当初は五層の天守が築かれましたが慶長7年(1602)落雷による火災で
消失すると幕府への遠慮から再建されず、二の丸に三層の菱櫓を建て天守代用としました。

加賀藩金沢城は利家から数えて13代が270年間在城して明治維新を迎えます。
維新後は陸軍師団が置かれますが、本部として利用された二の丸御殿からの失火で
石川門と三十間長屋を残し、ほとんどの建物を失ってしまいました。
陸軍は第二次世界大戦終戦まで設置され、戦後は国立金沢大学が置かれますが、
平成13年金沢城公園として一般に開放され、現在も復元整備が進められています。

しかし・・明治政府とか陸軍とか絡むと本当に本当に本当にロクでもないね。
正直、ほぼ全焼するほどの失火した奴は切腹して責任取るレベルだったと思うわ。

恐れ入った瞬間


順路通りに進んで鶴丸倉庫にやってきました。イマイチときめかない建物だけど、
実はコレ、石川門やこれから行く三十間長屋と並ぶ国の重要文化財Σ(゚Д゚)! 
嘉永元年(1848)に建て替えられた武具土蔵で城郭内土蔵で最大の大きさなんですって。
明治以降は軍隊の被服倉庫だったらしいけど燃やされなくてよかったわね〜イヤほんとに。

思いを馳せる瞬間


鶴丸倉庫の次は丑寅櫓跡。本丸の東北角「丑寅の方角」にあったから丑寅櫓。
1755年宝暦の大火で焼失した後は再建されなかったんだそうです。石川門をくぐる前、
前田時代の石垣だって見たのがちょうどこの辺り。櫓跡の前は通り挟んで兼六園。

心は天正時代だった瞬間


で、こちらは本丸の東南角にあった辰巳櫓の跡から見る風景。辰巳櫓も宝暦の大火で焼失後
再建されず、櫓を支えた石垣も明治の改修でほとんど残っていないんだそうです。
目の前には金沢21世紀美術館。その手前の水堀は陸軍が埋めた堀を復元した「いもり堀」。
櫓跡から現代の金沢の街を眺めつつ、天正期の平山城の雰囲気を堪能して満足します。

首をかしげた瞬間


本丸跡はびっくりするくらい草木ボーボー。金沢御堂(尾山御坊)があった場所で、
前田利家入城後の天正14年(1586)には天守が設けられていたと言われているそうです。

防御力を思う瞬間


森林浴地帯の本丸跡から本丸の北西角にあたる戌亥櫓跡にやってきました。
西と北に「出し」と呼ばれる出窓のついた2層の櫓が建っていたのだとか。

無神経極まり無かった瞬間


戌亥櫓跡から三の丸方向に目をやるとぽっかり空いた異質なトンネルが目に入りました。
草ボーボーだけど土塁じゃなくて石垣よ。結構デカいの。何だか場違いで気持ち悪い。

警護の目線だった瞬間


気を取り直して戌亥櫓跡から見渡す二の丸。奥から菱櫓、五十間長屋、橋爪続櫓。
そして一番手前に足場がかかって現在復元整備中の橋爪門二の門が見渡せます。

金沢市民に乾杯の瞬間


完成時期がいつだか見忘れたけど近いうち、ここも枡形門として出入りできるのね。
次々と復元整備する気合い入ってる金沢市に百万石のプライドを感じずにはいられませんw

火事多すぎだった瞬間


で、こちらが鉄門跡。嘉永の大火(1631)以降、二の丸から本丸に入る正門だったそうな。
重厚な櫓が乗ってて、鉄板を張った扉がつけられていたことから名前がついたそうですよ。
切込ハギで多角形の石がぴっしり積まれてますが、ワタクシは野面積みに萌える方ですw

実際は26間半だった瞬間


鉄門跡を出ると国の重要文化財「三十間長屋」がドーン!二層二階の多聞櫓です。
宝暦の大火で焼失後ずっと再建されず、安政5年(1858)再建されたもの。
当時は食器類を納めた倉庫だったそうな。それにしても海鼠壁がとても美しいです。

ピンボケだった瞬間


9時過ぎていたので中に入ることが出来ました。建ったのは幕末だから激古じゃないんだけど、
藩時代の建物だものね。年季具合を目に焼き付けて復元の新しい菱櫓などを見に行きましょう。

バチあたりだった瞬間


三十間長屋のある本丸側と二の丸の間にある空堀にかかった極楽橋。金沢御堂だった頃から
この名前があったらしいよ。参詣する人が極楽往生を願って渡った橋なんそうです。
ワタクシの極楽は仕事終わりのビールかお風呂・・・信心というのは果たして何なんだろ?

落ち着きない人だった瞬間


極楽橋を渡ると二の丸で、目の前には菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が見えます。
まだまだ人も少ない・・しめしめww 券売り場に行きかけて何気なく後ろをチラリ・・・

まさかのロックオンだった瞬間


ふと目に入った石垣上の三十間長屋、こっから見るとちっさいわ〜と思いつつ、
堀底に入るところに柵がなさそうなのに気づくと、そっちが気になり廻れ右!!

案外ビビりだった瞬間


右手本丸側の石垣には印のついた石が多くありました。自分の世界で堀底を歩くワタクシ。
散歩中風のおっさんに橋の上から「ご苦労さん!」と声をかけられ心臓止まりそうになったわww

微妙な笑顔を返しながら動悸を鎮め、混まないうちにさっさと菱櫓たちに向かいます!


金沢城に登城!その2 五十間長屋とおまけの武家屋敷〜に続く



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2014.06.28 Saturday 20:43 | comments(2) | trackbacks(0) | 中部(石川県) | 

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2020.02.14 Friday 20:43 | - | - | - | 
あも (2014/06/29 7:59 PM)
あきおうさん

こんばんわ〜いつもありがとうこざいます!
ワタクシの方こそ登城前に見せて頂いてますよ〜
丁寧で見所はずさないのですごいな〜と思ってます。

見所紹介するのと記事のボリュームは悩ましいですね。
写真の整理選別に一番時間かかったりw

お互い登城の記録刻み頑張りましょう(^_^)/
あきおう (2014/06/28 11:37 PM)
更新おつかれさまです。
いつも ◯◯な瞬間を楽しく読ませて頂いてます。

いよいよ金沢城ですね。私も去年行きまして、兼六園や近隣の関連神社分もまとめてブログに書こうと写真をセレクトしたら、見どころが多すぎて10ページ分ぐらいになってしまい保留中です (>_<;)

復元された立派な櫓や長屋、門が全部中に入れるため、どうしても写真が多くなってしまうんですよねー。

見どころ大杉の金沢城をどのようにまとめられるのか、参考にさせて頂きます m(._.)m
がんばってくださーい。では、またきます。