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後三年の役古戦場に出陣!

横手城から少し走って「平安の風わたる公園」にやってきました!
後三年の役の古戦場である西沼を中心に作られた歴史公園です。

学生の頃は試験用に覚えるだけで興味のない時代や出来事も多かったけど、
大人になって自由に勉強して繋がりがちゃんと分かったら面白いこともあって、
食わずキライでだいぶ損してたな〜ってのが意外とあるんですよワタクシ。

後三年の役とか完全にそっち。学生の頃なら絶対に来てなかったと思う。

たどり着いた瞬間


ナビに出ず、横手からとりあえず国道13号を北上したら案内が出てきて助かったw
近くに来れば案内看板も出てくるし、管理事務所ではパンフレットも貰えます。

お金がかかってた瞬間


源義家(八幡太郎)が金沢の柵に向かう途中、この沼を通った時、飛んでいた雁が
突然、列を乱したことから敵の伏兵がいることを察知し、難を逃れたという場所で、
公園はそれにまつわる壁画レリーフや銅像などがあってなかなかの充実ぶりです。

義家伝説な瞬間


壁画レリーフは源義家が伏兵に気づいて戦いをしかける「雁行の乱れ」の絵から、
後三年の役ダイジェスト解説にあわせ、他の2場面が描かれていました。

後三年の役ってさ、ちゃんと説明するとまぁまぁややこしくて長い話になるけど、
超簡単に言えば、清原一族の相続争いに源義家が加わった戦いのことなんだわ。

でもせっかく現場に行ってきたのにそれで終わったら身も蓋もないから、
少しかいつまんだところを書いてみるよ! まぁ全く自信ないけど(*°∀°)=3

センスがよすぎた瞬間


公園中央には後三年の役メインキャスト4人の銅像が対峙するように立ってます。
手前2人がチーム義家、奥2人がチーム清原。間には古戦場地図や系図まで!

この公園って単にお金をかけてるだけじゃなく、あちこちすごい凝っててさ、
横手市がどんだけこだわりを持ってるか、気合入れたかってのが分かるよね。

おさらい中の瞬間


今いるのが後三年の役古戦場でしょ。金沢柵は近くにあるから後で行くとして。
で、右上にある「前九年の役」。やっぱりもれなくセットになってるんだな。

前九年の役っていうのは、陸奥(宮城・岩手)で謀反を起こした安倍氏征伐のため、
源氏のトップ源頼義・義家父子が朝廷の命で乗り込むものの、源氏軍だけで倒せず、
出羽(山形)の清原氏の力を借りてやっと平定できましたって出来事のこと。

まー長い話だからとりあえず細かいことはさておき、そんな話だよってことで、
とにかく源頼義(義家の父)、清原氏、滅んだ安倍氏ってところを覚えておく。

で。安倍氏に代わって陸奥を支配することになった清原氏は、安倍方の武将、
藤原経清の未亡人(安倍氏の娘)を妻にして、連れ子の清衡を養子にするんだけど、
その後、2人の間には家衡が生まれ、複雑な兄弟関係のいっちょあがりです。

清衡⇒次男 安倍氏(藤原氏)の血を引く養子
家衡⇒三男 清原氏の血を引く実子

とはいえ清原氏には真衡という嫡男がいて、跡を継ぐことは決まってるけど!

・・・っていう状況が清原氏の中に出来て、そして前九年の役から20年。

清原を継いだ真衡は子に恵まれず、他から養子を迎えて成衡と名乗らせ、
源義家の娘を娶ることになるんだけど、そのお祝いに真衡の叔父・吉彦秀武が
大量の砂金を持って来たにも関わらず、真衡は囲碁に夢中でシカト(*°∀°)=3

面目をつぶされた吉彦秀武は激怒して、砂金をぶちまけて帰っちゃうんだけど、
真衡がこの態度に逆ギレして、当主に対してけしからんと成敗の兵を送るわけ。

すると吉彦秀武は清衡と家衡を援軍に呼んでくる。跡継ぎから外されて
めっちゃ不満を持っている弟二人が敵になると、真衡は分が悪いじゃない?
そこで真衡は源義家に援軍を要請。そしてついに後三年の役が始まるんです。

吉彦秀武(兄弟の叔父)
清原清衡(養子の次男)
清原家衡(三男)

VS

清原真衡(嫡男 清原当主)
源義家(陸奥守・清原氏と婚姻で親戚)

さんざんワーワーやった結果、源義家の力で真衡が勝利し、第1ラウンド終了!
と思いきや、その直後なんと! 勝利した真衡さんが急死してまう(*°∀°)=3

で、今度は弟二人の間で跡継ぎ問題が勃発し、第2ラウンド開始となるんですね〜
ちなみに真衡の養子になった成衡どした?って感じだけどワタクシ良く知ませんw

ビッグネームが並ぶ瞬間


古戦場図を挟んでそれぞれの銅像よりに源氏方、清原方の系図もありました。
ザックリしすぎな気もするけど、清和源氏パワーのすごさはわかりますとも!

で、第2ラウンドの話しね。今度は兄弟で当主の座をめぐるマジな争いです。

真衡の死後、陸奥守である源義家が領地を兄弟で半分ずつにするよう命じたので
落ち着くと思いきや、これに納得できない家衡は「養子のくせにマジぶっころ!」
と清衡の暗殺を企て、しくじると屋敷を襲撃して妻子を皆殺しにしてしまいます。

運よく逃げ延びた清衡は義家に助けを求め、沼柵へ家衡をやっつけに行くんだけど…

清原清衡(安倍の血を引く養子の次男)
源義家(陸奥守)

VS

清原家衡(清原の嫡流の三男)
清原武衡(兄弟の叔父)

季節は冬だわ、土地勘はないわ、家衡軍の抵抗も激しいわで一次退却(*°∀°)=3
家衡はその間に要害の金沢柵に移り、叔父の武衡とともに迎え撃つ体制を整えます。

そしていざリベンジ!の時が来て、ここで最初にご紹介した義家伝説!
雁の乱れで伏兵を見破るイベント発生⇒金沢柵兵糧攻めに続いていくんです。

それではここでデスマッチ参戦のみなさんに入場していただきましょうw

武者姿が意味深だった瞬間


まずはチーム清原の家衡さん。多分ちょっとヤバい奴だったと思います笑
当主真衡にかみつき、清衡を狙ってミナゴロシまでやらかすおっかない末っ子。

暴走の末路は悲惨だった瞬間


金沢柵の要害にこもる家衡さんもなかなか強かったらしいけど、長い間の
兵糧攻めで孤立すると最後は火を放って逃げ、捕らえられて斬首されました。

調子がよかった瞬間


そして次が清原武衡さん。このおっさんは家衡が沼柵で清衡・義家を撃退したら
かけつけてきて「義家ほどの名将を破るのは家の名誉!」と言って家衡を支持。

そうは問屋が卸さなかった瞬間


金沢柵に移ることを勧めて一緒に籠城するんだけど、兵糧が尽きると降伏。
でも許されず落城時に捕らえられると、命乞いもスルーされ斬首となりました。

1人勝ちだった瞬間


対するこちらはチーム義家の藤原清衡さん。戦い中は存在感めっちゃ薄いけど、
最後にすべてを手に入れた持ってる男です。名前も父姓の「藤原」に戻してね。

棚ボタにもほどがある瞬間


で、平泉で繁栄を極めた奥州藤原氏の祖になるワケです。清原と血縁ないのに一番得した人w
死にもの狂いで勝ち取ったとかじゃないってところがミソよね。あやかりたいわ。

武者姿がよかった瞬間


ラストは源義家さん。リベンジで金沢柵に攻め寄せるも防備が固くて崩せず、
吉彦秀武の献策を入れて兵糧攻めを行い、長いこと包囲した末ようやく勝利!!

男気はいつだって大事だった瞬間


のはずが、義家さんはウハウハの清衡と対照的に踏んだり蹴ったりエライ目に。
朝廷が「清原の相続争いに勝手に介入した私戦」として恩賞をくれないどころか、
戦中の納税を怠ったとして陸奥守まで解任され、エリートから一気に窓際へ転落…。

でも義家さんはえらかった! 朝廷から恩賞がでなかったにも関わらず、
部下に私財をなげうって恩賞を出したことで、関東武士からの好感度急上昇!

素寒貧でもかっこいいよね。さすが武士のあこがれ八幡太郎だわぁっていうねw

まーこんな感じで後三年の役の大筋はだいたいオッケーでしょ!
金沢柵での攻防はこれから現場に行って、また色々妄想してみましょ。

横着する瞬間


公園内には三連の「雁がね橋」もあって実際に渡ることもできるんだけど、
ワタクシは暑いから億劫で写真だけ。おまけに適当な場所から撮った(*°∀°)=3

満足度マックスの瞬間


平安の風わたる公園やっぱり来てよかった!来ると勝手に盛り上がれるw
よーし。じゃあ次は、八幡太郎義家のつもりで金沢柵に押し寄せていこう!



金沢柵に登城!〜に続く


Writen by あも Love城! Go!名所旧跡


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2018.11.30 Friday 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) | 古戦場に出陣 | 

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2020.02.14 Friday 17:45 | - | - | - |