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2020.02.14 Friday  | - | - | - | 

砥石城に登城!

砥石城に登った城めぐらーAさん(仮名)は語る。

きついとは聞いていましたが、まさかあそこまでとは・・・
どうして登ってしまったのか、後悔の念でいっぱいでした・・・


張り切って登山口に立った瞬間


今週半ばには熊本登城・・いや出張が控えているというのに、
ずっと雨続きだったところ「週末だけ晴れ」の予報を聞いてむずむず・・。
さすがに遠出は疲れるから200キロ圏内と決めて迷った挙句、
先日の春日山城登城以来、謙信の余韻が残っていたので川中島へ行くことに。

それなら上田城リベンジもしたい、この際だから荒砥城も見ておきたい・・
いや、ちょっとまて。合戦のきっかけになった砥石城もすぐそこじゃないの!

というわけで体力のある朝1番に砥石城に登ってみた。

朝顔が余計じゃないかと思った瞬間


朝7時登山開始。登山口を上がると朝顔の絡まった門が出現。
なーんだ、相当整備されてるんじゃないと思ったワタクシは甘かった。
この門をくぐったが最後、「リアル天国の階段」が待ち受けているの。

まだ余裕ぶっこいてた瞬間


前日に見たサイトで激しい場所の写真を見たけど部分的だと思っていたし、
きついと書いてあったけど大げさぽくなかったからそこそこと思ってた。
で、登り始めがこれだから、全然大丈夫そうだわと激しく過信Σ(゚Д゚)!

様子がおかしくなってきた瞬間


ほどなく「砥石・米山城に至る」という案内が出てきたよ。

砥石城は「米山城」「枡形城」「本城」からなる複合城郭。
どこかが攻められても他の郭から敵を撃退に行ける構造になっています。
Yの字のように左先が米山城、右が砥石城から本城、枡形城へと続く。

この辺りから道は急に人がすれ違える程度の細さになってきた。

急斜面が気になった瞬間


ここで山から下りてきた地元の人らしき軽装のおっさんに遭遇。
挨拶をしてすれ違ったけど、ちょっとぶつかったりしてバランスを崩したら、
運が悪いと左側の斜面を転がり落ちるなと思ってゾゾー((((;゚;Д;゚;))))

迷わず米山城だった瞬間


ここまで全然楽勝だったし、10分なんてすぐそこじゃない。
米山城行ってから砥石城に行こう!と颯爽と左側を向いた途端・・・

いきなり驚愕の瞬間


道 な い し ー Σ(゚Д゚)!

なになに・・もしやこれを乗り越えて行けっつうこと?
ちょっと不安になりながら恐る恐る近づいてみる。

さらに驚愕の瞬間


・・エッΣ(゚ロ゚;) やっぱ越えるんかい!!

岩場の向こうにロープを張った激しい坂道が見えた。
はは〜ん、なるほど。ここが写真で見た難所ってやつか。
ここでおもむろにリュックに常備していた軍手を初装着w

フライフィッシングの時は片手にロッド持って崖登りしたことあるわ〜
トレッキングシューズも買っておいてよかったわ〜もう元取ったわ〜

なんて思ったから、今思えばそれでもまだ余裕があったのね。

急な斜面や崖を歩く時は常に足2本と腕の3点で支えるのが基本。
おひとり様は何かあってからじゃ遅いし、こんな足場の悪いところ、
運が悪けりゃあの世行も十分あり得る。ヨロヨロしている場合じゃない。
慎重に岩場を登り、ロープを伝って足を踏ん張りながら急斜面を登る。

戻りが不安になった瞬間


ロープをつかんで上を見ながら一心不乱に上ったはいいけれど、
登り切ったところで何気なく斜面を振り返ってびっくり仰天!!
ロープあっても降りる時の方がもっとおっかねぇぇぇぇ!!!

息を切らしつつ米山城登城の瞬間


|д゚) ・・・・・ジーーーッ(ぜえぜえしながら)

ここが曲輪だったという以外、めぼしい遺構はないのね・・。
石塁があると聞いたけれど、曲輪の中には見つけられなかった。

兵どもが夢の跡だった瞬間


信玄を2度破った男、村上義清の立派な碑が目立ちます。

砥石城は奥信濃を支配する村上氏の最重要拠点であったため、
信濃攻略を始めた信玄に2度に渡って攻めこまれました。
2度目の戦いでは砥石城の堅牢さに攻略をあきらめ退却を始めた武田軍に
凄まじい追撃をしかけ、村上軍は千余の兵を討ち取る大勝利を得ました。
信玄に「当家の凶事なり」と言わしめたこの戦いは「砥石崩れ」と呼ばれます。

ここまで登ってきた感じだと信玄が手も足も出なかったのは
見れば納得の堅牢さだし、村上義清も桁外れの強さだったのね。

思った以上に高いところだった瞬間


難所だけれど距離はそんなに歩いてないからうっかりするけど、
車で相当登ってきてたのね。この高さであの道よ・・無理無理w

信玄にとって村上氏との戦いは人生で後にも先にもない唯一の負け戦。
初戦となる上田原の合戦でも板垣氏や甘利氏など重臣を討ち取られた挙句、
信玄自身も傷を負ったと言うのにリベンジだなんて懲りない人なのねw

ちなみに砥石城には城を囲む武田軍に水がたっぷりあることを見せるため、
白米で馬を洗ったという話も残っているのだけれど、カモシカ達みたいなひづめ、
馬にはないから本当だったとしてももっと山の下の方での話なんだろうね・・。

いや〜な予感がした瞬間


米山城から恐る恐るロープを伝って始めの分岐点に戻り、次は砥石城へ。
分岐からほどなく、またまた様子のおかしな斜面が見えてきました。

はぁ・・こっちもロープあったんですか!!

よく考えると米山城って分岐から近いし、ひとつだけ独立した感じ。
砥石城の奥には本城、枡形城と曲輪が続くからこっちのが守り固め・・

その予感、大正解だった瞬間


先 見 え な い し ー !

ロープ伝って登ったと思ったら先の見えないリアル天国の階段がΣ(゚Д゚)!
渋々登り始めるも、行けども行けども階段なの。長いの、とっても。

昔はこんな階段もちろんないわけよね〜ありえないわよね〜
攻略しようと思う方もおかしいけど、築く方もどうかと思うわ〜

ぶつくさ言いながらあもはこの階段地獄を4回休憩した末ようやく登った。
「帰るなら今だよ、もうあきらめちゃいなよ」悪魔の囁きと戦いながらw

やっと到着と思ったら大間違いだった瞬間


ロープ斜面と長ーい階段を登り、ここを超えれば終わり風になったから、
うっかり気を抜いたら、まださらに目を疑うような風景がΣ(゚Д゚)!

軽く死亡だった瞬間


殺 す 気 か ー !

攻め手だったら勝手に死んでくれればいいんだろうけど、
曲輪間の連絡とか何かで身内だって普通に通るでしょうよ・・。
糸電話とか通してもらわないとちょっとした用で呼ばれちゃ困るわよね。
ていうか用事があるって伝えて来いと言いつけられるのもっと嫌だけど。
ひとつの曲輪が攻められたら他の曲輪から攻撃するっていっても、
わさわさ降りたら戦闘場所に着く前に命運つきちゃう感じじゃない?

口に出すと息が余計に乱れるから心の中で悪態をつきつつよじ登る。

ついに砥石城登城の瞬間!


やったよママン・・やっと着いたよ。今度こそ砥石城到着よ!
まだひとつもないけど、2度と来たくない城ベスト5に入れとくわ。
来る時通ってきた高速道路にかかるローマン橋が見え達成感に酔いしれる。

己の限界を知った瞬間


ぜえぜえしながら一応、本城、枡形城へと続く道を見に行く。

・・・無理!! 

一瞬、見ただけで迷わず即決。ベンチに腰かけて水をごくごく。

あたしは登った。あの道を根性振り絞って悪魔の囁きに負けず登った・・・

達成感が登城ではなく単なる山登りに変わってしまっていたようだ。
帰宅後、肝心な砥石城曲輪の写真が1枚もないことに気づくも後の祭り(´Д`)

身も心もガクガクだった瞬間


曲輪の写真を撮り忘れていることなんてこの時はまだ気づいてないから、
水を飲んで長ーい休憩をした後、気になるのは急斜面の帰り道ばかり。
斜面はロープがあるからいいとして、長い階段は急なのにロープがないので、
高所恐怖症が顔を出し高さは怖いわ、足は疲れてパンパン棒のようだわ・・
色んな意味で本当に震えながら年寄りのごときスローさで降りたわよぅ。

なんだかんだで所要時間1時間半。時刻は午前8時30分。
これで上田城には開門直後に登城できる計算通り!

信玄が2度攻めて落とせなかった城は真田幸隆が計略を以て1日で攻略Σ(゚Д゚)!
真田家はこの功により信玄からの厚い信頼を得て上田周辺の旧領を回復。
知らせを聞いた信玄は思わず「1000貫やる」と口走ってしまったそうなw

川中島のきっかけになった砥石城から真田本拠地の上田城へ。
疲れは予想を遥かに超えてるけどリベンジにいざ参る=3=3


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2010.10.03 Sunday 23:06 | - | - | 中部(長野県) | 

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